2015年7月

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2015年7月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1476ページ
ナイス数:24ナイス
http://bookmeter.com/u/566506/matome?invite_id=566506

■希望の資本論 ― 私たちは資本主義の限界にどう向き合うか
一度挫折して積み中の『資本論』に再挑戦したくなっただけでなく、食わず嫌いだったピケティにも少しだけ興味が湧いた。資本論に関するピケティの返答を読み、自分は常にこういう噛み合わない返事をしているのではと不安になる。自分の専門外であっても、相手の提供する話題に的確に食いついていけるような、知識の土台を作りたいものだ。
読了日:7月14日 著者:池上彰,佐藤優
http://bookmeter.com/cmt/48772618

■死を笑う うさぎとまさると生と死と
「死」という重いテーマを扱っているにも関わらず、佐藤・中村両氏の軽妙な会話でさらりと読ませる。脱線が多い。職務にドライな天使、ピタゴラ装置デブ専ルノワールなど、思わず笑ってしまうこともあった。小保方氏と首相に「詩人」という共通項を見出す佐藤氏の切り口は流石だ。
読了日:7月12日 著者:中村うさぎ,佐藤優
http://bookmeter.com/cmt/48718946

■一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)
ただ「好き」と言うと語弊があるかもしれないが、大変面白く、のめり込むように読んだ。この分厚い本を読む間じゅう、一方では困惑し、本を閉じてこの世界から離れてしまいたいと思いながら、他方では早く読み進めたいと一心不乱にページを捲っていた。前半で描かれている世界から、どうしても連想してしまう国がある。二重思考も、私は既に経験があるような……。『動物農場』といいこれといい、オーウェルの作品は個人的にヒットするようなので、次は『カタロニア讃歌』を読んでみたい。
読了日:7月11日 著者:ジョージ・オーウェル
http://bookmeter.com/cmt/48691054

ムーミン谷の名言集
温かくて、共感できて、でも時々はっとさせられる、哲学的な名言集。ムーミンらしい童話調の穏やかな言葉遣いもいい味を出している。「この、まるっきり未知で不安なことだらけの世界で、ひとつでも、よく知っているものが、ほっとするものがあるのは、ほんとうにうれしいことでした。(ムーミン谷の冬)」分かるなあ……。
読了日:7月8日 著者:トーベ・ヤンソン
http://bookmeter.com/cmt/48633434

■神父燦燦―カトリック司祭58人に聴く
神との劇的な邂逅を果たした人もいれば、いつのまにか司祭になっていた人もいて、十人十色で面白かった。見知ったお名前もちらほら。「もし一人の人間によって、少しでも多くの愛と平和、光と真実がもたらされたなら、その一生には意味があったのである」いい言葉を知った。生きる意味を見失いがちな現代社会で、道標を立て直してくれる言葉ではないか。
読了日:7月6日 著者:カトリック新聞社
http://bookmeter.com/cmt/48581709

■饗宴 (新潮文庫 (フ-8-2))
ホップ(五人の話)、ステップ(ソクラテスの話)、ジャーンプ!(アルキビアデス乱入)と鮮やかに段階を踏んで面白さが増していく本編、言葉遣いに登場人物の個性を落とし込んだ翻訳、訳者による解説まで、余すところなく魅力的な一冊。長さもいい塩梅なので、所謂「哲学書」を読んだことがない、あるいは苦手な人でも取っつきやすいと思う。他の翻訳でチェックしておきたいところがいくつかあった。
読了日:7月4日 著者:プラトーン
http://bookmeter.com/cmt/48543206


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