2015年4月

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2015年4月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1831ページ
ナイス数:4ナイス

齋藤孝のざっくり!世界史齋藤孝のざっくり!世界史感想
歴史の授業は脱線話が多ければ多いほど興味をそそる。年号や事件名、人名などの細かな事柄については、生徒が授業で興味を持って勝手に調べて勝手に覚えてしまうようなものが、理想的な歴史入門の在り方だと思う。社会主義の不自然さを「自然の森の植物を全て引っこ抜いて、一種類の木を植えつけるようなもの」と喩えるのが面白かった。
読了日:4月16日 著者:齋藤孝
聖書を読む聖書を読む感想
聖書に親しんでいる両氏が知識を披露し、読者に向けて聖書を解説する本ではない。佐藤氏が神学界隈の一般的な見解などを語り、それに対して中村氏が突っ込んだ疑問点を挙げ、視点の違うお二人が時に意見を戦わせる「議論」になっていて、読んでいる方ものめり込んだ。現代エルサレム(の一部)におけるユダヤ安息日の話は特に面白かった。イエスが形式的な律法主義を批判するのも頷ける。
読了日:4月20日 著者:中村うさぎ,佐藤優
優しさと強さと―アウシュビッツのコルベ神父優しさと強さと―アウシュビッツのコルベ神父感想
「人間的な思考は、その基礎になる平和によってはぐくまれている」。アウシュビッツの絶望で大多数の人が心を失っていく中で、アンネやコルベは優しさや思いやりと言った人間的な心を持ち続けていた。『聖フランシスコの平和の祈り』はそれ自体が温かく大好きな詩だが、闇の只中で疲弊し絶望した人々を励ます文脈ではその力をより強く感じた。
読了日:4月21日 著者:早乙女勝元
人名の世界史 由来を知れば文化がわかる (平凡社新書)人名の世界史 由来を知れば文化がわかる (平凡社新書)感想
雑学として興味深かったが、「世界史」というタイトルには今一歩及ばない印象を受けた。
読了日:4月23日 著者:辻原康夫
読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門感想
速読か熟読か、自分の読書法としてどちらかを選択しなくてはならないような気がしていた。佐藤氏は「熟読する本を選び取るための速読」が必要なのだと書いて、二者択一という先入観を取り去ってくれた。
教科書のやり直しはどうにも焦れったく感じてしまうが、長い目で見れば基礎を固めた方が効率が良いのかもしれない。
読了日:4月25日 著者:佐藤優
池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」感想
池上氏の噛み砕いた解説があまりにも明快なので、本当は解っていないのに理解しているつもりになっているような気がして、引用元である筑摩書房資本論』を手に取ってみた。案の定、見覚えのある箇所にも、自分で説明できない部分が多くあった。この本を傍らに置いて、ゆっくり挑戦していこうと思う。
読了日:4月27日 著者:池上彰
教皇フランシスコ教皇フランシスコ感想
教皇フランシスコのお人柄や立場、最近の教会の様子を大まかに知ることができる。教皇に関してはほぼイメージ通りだったが、イエズス会については全くの無知であったため新鮮に感じた。この方の時代にカトリックに触れることができて本当に良かったなあと常々思っている。
読了日:4月30日 著者:マリオエスコバル

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